経営者に薦めたい一冊(2017年4月)
< 経営者に薦めたい一冊(4月)>
現代語訳 論語と算盤
渋沢 栄一(ちくま新書)
江戸時代から明治時代へと大きな変革がなされた時代を生きた渋沢 栄一の言葉を編んだ本です。
渋沢栄一とは、約470社の会社設立を成功させ、 それ以外に500以上の慈善事業にも関わり、「日本資本主義の父」「実業界の父」と呼ばれた人物です。
渋沢栄一の偉大さは、「資本主義」「実業」の問題点が、 利益を増やしたいという欲望をエンジンとして前に進んでいく面が暴走し、 大きな惨事を引き起こすことを理解していたことです。
その暴走の歯止めとしての手段が「論語」だったのです。
「利益と道徳を調和 させる」という、 経済人がなすべき道を示した本書をぜひ一読してみて下さい。
渋沢栄一の偉大さは、「資本主義」「実業」の問題点が、
その暴走の歯止めとしての手段が「論語」だったのです。
「利益と道徳を調和 させる」という、
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