経営者に薦めたい一冊(2018年 52号)
生産性
著者:伊賀 泰代 (ダイヤモンド社)
米国系のコンサルティングファームであるマッキンゼー・アンド・ カンパニーの日本支社
に在籍していた著者が、 日本企業と米国企業が優秀な人材に求める資質において2つの
相違があると感じたそうです。
一つが「リーダーシップ」であり、 もう一つがこの本のテーマである「生産性」です。
日本企業の考える生産性の概念は、 製造業など狭い領域に閉じ込められおり
「生産性を上げること=コスト削減」と誤った認識に なっているとのことです。
特に、ホワイトカラーやサービス業における「生産性」は、 欧米諸国に比べて著しく低い
のに改善されていません。
この本により「生産性」について一考してみてください。
必ず良い方向に経営方針を変化させることができると思います。
「リーダーシップ」については、同じ著者の「採用基準」 という本を参考にしてください。
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